ゴルフコラム · コース戦略・スコア
パー5の3打目を計画する
得意なウェッジ距離と安全な前進を両方計算する

パー5の2打目前は、ウッドかウェッジ距離を残すか迷います。2オン狙いで池も惜しいですが、安全に進めるのにわざと遠く残す選択が常によいわけでもありません。
基準は得意な数字1つではありません。次のライ、障害物、今日の分散も含め、どちらが次の選択を楽にするかを見ることです。
引き算は計画の始まり
例えば残り230メートルで得意ウェッジが80メートルなら、150メートル前進が一案です。これは仮の例。実際の150メートル先がバンカーなら、計算が合ってもよい選択ではありません。
落下区域の広さと、その先のランを確認します。ぴったりの距離より、安全な幅へ止められるクラブが重要なことがあります。
残り距離にも誤差はあります。計測器のピン数値と実際に止めるグリーン区域までの距離は違います。残す場合も、その日のピンだけに合わせず、次に狙いやすい広い区域を基準に計画しましょう。
狙った数字が残らなくても即失敗と書きません。よいフェアウェイライと開けた視界なら重要な部分は守れています。練習では好みの距離だけでなく前後の短い球も準備すると選択が広がります。
近づく選択も分けて見る
前進しても罰打リスクが小さくよいライなら、近い球が有利な余地もあります。好みの距離だから常に後ろへ残すと思わないでください。
近い距離も比較対象
一方、長いクラブで水や深いバンカーを越し、失敗幅も大きければレイアップの価値が増します。残す距離より先に避ける損失を整理すれば、選択は明瞭になります。
得意距離と近い距離を実際に比べる
80メートルのフルウェッジが楽でも、40メートルより常に有利とは言えません。練習場所が許せば同程度の球数で打ち、標的周囲の幅と大ミスを比較します。好みの感覚と一致するか分かります。距離は比較の例で個人差があります。
最も寄った球だけを見ません。短い球が危険へ届くか、長い球が奥へ越すかも見ます。近い距離で大ミスが少なければ、安全な前進の価値を再検討できます。特定の短い球が不安なら、そこが次の具体的な課題です。
よい芝ライと沈んだラフも分けます。同じ40メートルでも芝が球とフェースへ挟まると反応が読みにくいものです。近づく代わりにラフリスクが増すなら、少し遠くてもよいライの計画と比べます。レイアップは距離と場所を一緒に選ぶことです。
落下後の転がりまで刻む
キャリーが狙いどおりでも、下り区域ではさらに走ります。前方の硬さやバンカー側への傾きを見ます。残したい距離からクラブの数字を引くだけでなく、実際に止まる区域を決めます。
池やバンカー前へ刻むなら、最高に当たった長い球も確認します。少し飛びすぎても危険へ届かない余裕があるか。保守的に目標を決めた事実より、自分の距離分散がそこへ収まることが重要です。安全を期待した球を危険まで届かせない計画にします。
3打目前に予定の数字がなくても慌てません。楽なライでグリーンが開けていれば、次を選び直せます。数字当て試験にせず、視界と足場を確保する過程と見れば、予想が少し違っても普通の球を続けやすくなります。
パー5を3回で行くのは距離の3等分ではありません。次を打つ場所の計画です。今日打てるクラブと安全区域が出会う所を探しましょう。


